【体験談】借入2億円の壁を突破 4号物件&5号物件を取得

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はじめに

こんにちは。
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今回は4号物件&5号物件を取得した時の話です。この2棟は2019年、同じ年に立て続けに購入しています。しかも、どちらも今までにない1.3億円以上の物件です。

それまで、3棟取得して2.3億円ぐらい借入しています。普通サラリーマンだと、借入2億円あたりから、そろそろ融資が厳しくなる頃だと思います。それを、どのように突破し5棟まで取得していったのかをお話しします。

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4号物件の購入戦略

4号物件はポータルサイトで見つけたこんな物件でした。

  • 新築木造の建売
  • 埼玉県新座市、駅徒歩7分
  • 価格14,700万円。利回り7.8%

今までの物件と比較すると利回りが若干低めです。
それでも、検討の俎上に乗せたのにはわけがあります。

2号&3号物件で融資を受けた某都銀で、劣化対策等級3(※)を取得、そのほかいくつかの条件をクリアすると、木造でも融資年数が35年になることが、日頃のヒアリングで分かっていました。

この物件は条件をクリアしていました!

融資年数が長くなれば毎月の返済額が少なくなるので、キャッシュフローが良くなります。(逆に残債がなかなか減らないデメリットもあるので注意が必要です。)

物件価格も高くなっていた時期だったので、

私

「これからは、このようなやり方で物件を買うしかないかな?」

と思い始めていました。

※劣化対策等級
住宅性能評価(※)の評価項目の1つ。建物を長持ちさせる対策が取られているかを評価したもの。等級1~3まであり、3が最もレベルが高い。
劣化対策等級 とは | SUUMO住宅用語大辞典
※住宅性能評価
住宅性能表示制度に基づいて、第三者機関が住宅の性能を分かりやすく表示するための仕組み。
住宅性能表示制度 とは | SUUMO住宅用語大辞典

4棟目の融資で追加1.4億円

前出の購入戦略があったため、融資は某都銀1択となります。
今後も物件を増やしたいので、自己資金&共同担保はできるだけ温存しておきたいところです。

ですが、こればかりは銀行さん次第です。とりあえず、融資を打診しました。
本審査前に担当者に私の勤務先に来てもらって、夕方、近くの喫茶店で条件の打診がありました。

<条件>

  • 融資額1.4憶円(フルローンに近くほぼ希望通り)
  • 期間35年、金利0.875%
  • 1号物件を共同担保
  • その他(積立、給与振込等)

やはり共同担保か~

積立や給与振込はたいしたことないですし、融資額、期間、金利も申し分ない。
ただ、共同担保によって3,000万円以上の担保余力を見てもらえたようなので、当然、共同担保なしではそれだけの自己資金が必要になってしまいます。

今回、金利が低かったのはカラクリがありまして。
この銀行の関連会社を仲介に入れることによって、仲介手数料が必要になってしまいますが、その代わり金利を今までより0.5%下げてもらいました。5~6年で元が取れる計算でした。

結果的には1号物件の返済が10年進んでいたことが融資の決め手になりました。

5棟目の融資で追加1.2億円

4号物件の引渡から半年ほど経った頃、同じ業者さんから

業者さん

「ずっとウチで持ってる予定だったけど売却する事に変更した物件があるけど、どうですか?」

という話がありました。
同じ業者さんですので、物件のスペックは分かっています。

4号物件の某都銀は立て続けだから難しいだろうと思っていました。
そこで、今まで取引のなかった信金さんに持っていくことにしました。
物件はその信金さんの営業エリアから若干外れてはいたのですが、あっさり融資が通ってしまいました。

<条件>

  • 融資額1.16憶円(物件価格の約9割)
  • 期間27年、金利1.9%
  • 共同担保なし
金利は信金さんだけにちょっと高めですが、共同担保なしで9割の融資はこのご時世なかなかないですし、返済比率も目標の5割に近い水準です。
(実は、元々は25年融資だったのですが、返済比率を抑えるために交渉で27年まで伸ばしてもらいました。)
融資実行から1年ぐらい経ったころ、エリアから少し外れているのにどうして融資が通ったのか聞いてみたことがありました。担当者の答えは「ずいぶん前からご相談いただいていたというのもありますし、、、」という感じでした。
どういう事かというと、、、

物件がなくても銀行訪問

この信金は今回の融資の3年ぐらい前から訪問していました
元々は大家仲間の知人から紹介してもらったのですが、その時から年2回訪問して資料などを提出していました。

訪問は4月と12月。4月は前年度の決算、確定申告書の報告。12月は今年度の着地見込などを報告していました。

持参していた資料は

  1. 保有資産一覧(兼自己紹介書)
  2. 所有不動産一覧
  3. 決算数値の推移
  4. 決算書、確定申告書

これらのうち、「4.」 は4月訪問時のみです。12月訪問時は今期の決算見込みを「3.」 を元に報告するようにしていました。
「3.」 は、過去3年~今期~今後2期予測のB/SとP/Lの数値が分かるものを個人/法人別に(P/Lは物件別にも)整理していました。

相談する物件がなくても、この訪問を3年ぐらい続けていました。今でも続けています。
このおかげで、物件の相談をするときには改めて資料を出す必要はなく、不動産会社からもらった物件資料だけで相談できるようになっています。

まとめ

普通のサラリーマンだと借入が2億円ぐらいになってくるとそろそろ拡大が厳しくなって来る頃かと思います。
私の場合は、3号物件までで2.5億円 ⇒ 5号物件までで5.3億円 まで物件規模を拡大することができました。

以下のことが、融資の決め手になったのではと考えています。

  • 4号物件 ⇒ 1号物件の返済が進んでいた
  • 5号物件 ⇒ 信金さんとの日常のコミュニケーション

今後、拡大していきたいと考えている人の参考になれば幸いです。

コメント

  1. こうちゃん より:

    融資の相談がなくても面談をするという方法があるのですね。
    やはり人と人の繋がりがあるからからこそ、不動産賃貸業が成り立つのだと、勉強になります。

    • じゅん より:

      コメントありがとうございます。
      物件を見つけてから慌てて銀行を探すよりも、物件を探す前にある程度銀行のあてをつけておくと物件も探しやすいと思います😊

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