資格試験勉強法 ~暗記が苦手な人のために~

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はじめに

こんにちは。
都会でゆるく生きるじゅんです。

プロフィール記事はこちら。

自己紹介
元々、サラリーマンをやりながら不動産投資をはじめました。 所有物件が6棟70室になり、キャッシュフローが1,700万円/年になったのを機に会社を辞めてのんびりリタイア生活を送っています。

前回に引き続き、勉強法について。FIREしてから、 宅建→賃管→2種電工→2級FP と合格してきました中で見えてきたパターンをご紹介します。

前回は「テキストは使用しない」という勉強法の特徴についてお話ししました。
今回は暗記が苦手な人のために「暗記量を減らす」工夫についてお話しします。

宅建を受ける方などにも役に立つと思いますので、参考にしてみてください。


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昔から暗記科目は超苦手

前回もお話しした通り、私は暗記が超苦手です。
学生時代も暗記科目や日常生活に関係の薄い科目は苦手で、高校生の頃の得意/不得意科目はこんな感じでした。

  • 得意: 物理、公民、現代文
  • 不得意: 地理歴史、化学、生物

そんな私がどのようにして資格試験を突破したかを紹介する2回目の内容です。
前回は勉強法全体の概要をお伝えしましたので、今回は暗記量を減らす工夫についてお話しします。

覚えようとしないで「考えて理解する」

一言で言ってしまうと、「覚えようとしないで、考えて理解する」事です。
例えば法律の規定などを覚えるときに、「どうしてこのような法律ができたのか?」「この法律を作った人は何を意図していたのか?」という事を考えて理解する事です。

前回の記事を読んでいて勘の良いかたならお気づきかもしれません。

問題集に書き込みをするときには

  • 関連情報(こういう場合にはどうなるんだろう?)
  • 要約(要するにこういう事かな?)
  • 理由(どうしてそうなるの?)

のような情報を書き込むとお話ししましたが、「理由(どうしてそうなるの?)」の部分です

また、この「理由」は間違っていても構いません。
要は自分が「そうか!そういうことか!」と納得できれば良いのです。

理由を知ろうと思って、私は下記のような方法をやってみました。

  • 検索サイトで検索して調べる
  • 自分で想像して考える
  • ChatGPTに質問してみる

次章以降で、私が実際にやってみた事例をご紹介します。

検索サイトで検索して調べる

Google等の検索サイトで「(制度の名称)+なぜ」などで検索してみました。
やってみて気づいたのですが、制度の存在理由等を検索しても、実はあまり出てきません。
検索上位に引っかかるサイトは制度の趣旨や設立経緯よりも、正解をズバリ書いてあるサイトが多いようです。

例として、相続税の2割加算になる範囲について調べて、こんな書き込みになりました。

相続税2割加算の範囲

自分で想像して考える

検索して分からなければ仕方がないので、自分で考えます。
結果としてはこのパターンが一番多かった気がします。
自分が納得できれば良く、間違っていてもOKなので発想を柔軟にして考えましょう!

例として、地価の公表時期について考えましょう。
各地価の公表時期は

固定資産税評価額(4月)
相続税路線価(7月)
公示価格(3月)

ですが、これを暗記しようと思うと大変です。

そこで、以下のように考えました。

固定資産税は4月からの年度で課税しなければならないから4月には公表されていないと不都合だよね。
相続税は申告期限が10か月だからそんなに急ぐ必要はない。でも、年1回発表のものが半年以上経過してから発表っていうのはないよな。1月1日時点の評価で半年後だから7月1日なんだな。
公示地価は路線価と違って対象とする地点が少ないから早く出せるんだろうな。

その結果、書き込みとしてはこんな風になりました。

各地価の発表時期に関する書き込み

ただし、どうしても理由が思いつかないときは深追いせず、とりあえず「なぜ?」とか「変な制度だな~」などと書き込んでおきます。
そうすると、後日、ふとした瞬間に思いつく場合もあります。
思いついたら、さらに書き込みを加えます。

こんな感じです。

理由をどうしても思いつかない時の書き込み

ChatGPTに質問してみる

それでも、理由が思いつかない場合は、今話題のChatGPTに質問してみました。

例として、消費税の課税事業者に強制的になる基準について考えてみましょう。

  • 「2期前(基準期間)の課税売上が1,000万円超」
    →これはご存知の方が多いと思います。
  • 「前期の前半6か月(特定期間)の課税売上と給与支払いの両方が1,000万円超」
    →これは初耳でした。

これを見て私はこんな風に考えていました。

「前期の前半6か月」というのは何となく分かるよな。
2期前だと直近の状態が反映できないから、国としては明らかに課税になる事業者からは翌期でも消費税取りたいよね、、、、
ただ、前期1年間だと決算を締めてみないと分からないので、今期の準備ができない。だから前半6か月なんだろう、、、
だけど、「給与支払い」の部分が意味不明だよな、、、消費税なのになんで給与が関係あるのか?

ChatGPTに質問してみたところこんな答えが返ってきました。

ChatGPTに質問した結果

「給与支払いが少ない(つまり有利な立場の)事業者を免税にして優遇している。」
というちょっと理解に苦しむ回答になってしまいました。やっぱり分かりません(笑)

そうこうしているうちに、結局は自分で理由を思いつきました。

売上が多いのに給与が少ないという事は、たぶん仕入れ税額控除が多いんだよな。
そんな事業者を課税事業者にしたところで、あまり消費税を取れない。
国としてもそんなところから消費税を徴収しても事務コストばかりかかるから、する意味がないということか!

最終的にはこんな風に書き込みました。

まとめ

今回は、暗記が苦手な私がどのように2級FP試験を突破したのかをお伝えしました。
このやり方のメリット・デメリットをまとめると

メリット:暗記より記憶が定着しやすい
デメリット:理由を調べるのに時間がかかる

という事かと思います。

暗記が苦手で論理的思考が得意な人には向いているやり方ではないでしょうか。


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